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令和元年7月10日

第54回        発行元:サンプランリブネイト
外国人の人権って?
 出入国管理法が今年の4月より改正され、多くの外国人労働者を受け入れることになりました。
 大阪府ではその外国人の住まいを確保しようと我々不動産業者に外国人に対する賃貸住宅の入居拒否は人権問題であると教示し、わが協会まで後押しをしています。この問題は私人間の
一方的な「いじめや、体罰、差別」のような人権侵害とは異なり、他の入居者や周辺の住環境の生活にトラブルが起こる可能性があります。外国労働者が賃貸住宅に入居して、言葉少ない片言の日本語でゴミの分別や収集日の取り決めが守れないなど様々な不安を孕み、和やかに暮らしている生活を思いやると、外国人すべてを受け入れるという考え方を人権問題だけで片付けるべきではありません。
 大阪府は民間の力を借りる前に外国労働者の生活権をも含めて受け入れるべき政策考えてみてはどうかと思う次第です。
(宅建主任士)
大昔の離婚の話!
 現在、厚労省の統計では毎年、離婚が20万組を超えるそうですが、今は当然、女性からも離婚の申し出ができますが、鎌倉、室町時代では男性の力が強くて、妻が離婚したいと言っても夫が離縁状を書いてくれないとできなくて、不法の夫に身を任せなければならない妻にとっては自殺に走る妻もいるほどで、そんな行き場のない妻たちを受け入れたのが東慶寺の駆込寺です。3年入っていれば、縁が切れるということで縁切寺ともいわれ、離婚成立です。
 また、夫から3行半で書かれる
三行半みくだりはんは江戸時代に入っての離縁状でこれも夫の専権事項でした。
 しかし、
平安京の時代では律令制が崩れ、戸籍の制度もなくなり、婚姻届も離婚届も出さず、婚姻は夫が妻の方に通う「通い婚」で、夫が通わなくなったら離婚ということになるようです。とても分かりやすくて、そんな歴史も繰り返されるかもしれません。
報われる嫁さん・・
 これまでも幾度となく、長男の嫁が義理の母親の療養看護、介護に尽くしてきても、その母親の相続人でないことから、相続財産を取得することができませんでした。
 一方で被相続人の長女や次男などは療養や介護を全く行ってこなくても相続人として相続財産を取得できるために不公平ではないかと愚痴を聞くことがありましたが、この7月1日より、この問題が法的に解決され、
相続人以外の親族の貢献や寄与に応じた金銭の請求を認める制度が創設されました。
 被相続人の長女や次男に対して実際に貢献した
相続人以外の親族は金銭の請求ができるようになりました。
 民法の改正は2022年にはすべて改正が終わりますが、順次改正施行され、施行前後によって、その権利義務関係に大きな違いが出てきます。
 今年の1月17日にも
自筆証書遺言を書く場合、手書きでなくてもワープロでもいいように改正されたことも付け加えておきます。   
(行政書士)
http://www.sanplan.jimusho.jp/
第55回発行(令和2年1月10日)


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